diff --git "a/\346\204\237\346\203\263\346\226\207.txt" "b/\346\204\237\346\203\263\346\226\207.txt" index 5f54091..cdc7b20 100644 --- "a/\346\204\237\346\203\263\346\226\207.txt" +++ "b/\346\204\237\346\203\263\346\226\207.txt" @@ -6,3 +6,9 @@ 現代に至るまでの経済成長や科学技術の進歩は、情報の蓄積があってこそ実現できたものだ。しかし創作活動による著作権は富を生むため、多くの場合、創作者は著作の自由な改変を許可したくない。そのような創作者を法律は守る形で著作権を尊重している。過度の著作権保護は文明の進歩を遅らせると思うので避けるべきだ。 伊藤聡士 + +2 創造のルールを考える~著作権の歴史と法律~ + +私はこの章を読んで、著作権がごく最近できた考えであり、この制度がどれだけ著者・学者・研究者を助けてきたというのを少しでも理解できたと思う。また興味深かったのが、こうした秩序を作るシステムが純粋に思想道徳的に正しいから制定されたのではなく、国家にとっては自国の科学や経済を強化するための方法として導入されたことです。さらに、現在のシステムでは単純なことでも利用者と著作権保持者が話し合いをせねばならず、時間的・コスト的に損であることが問題です。そして、作品の利用に対する敷居が高くなってしまうのがチャンスをつぶす可能性があるのではないかと思いました。 + +駒形友哉